クレンジングは要注意！花粉はこすらずに浮かせて落とす

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最近お肌が赤くなって敏感肌になっているお客様が多いので、花粉の仕業だと推測しています。

・・・というものの私自身も花粉症なので、2月のはじめくらいからお肌に違和感を感じています。

まずは「花粉」について。

すべての花粉は花粉症を起こす可能性があります。なかでも花粉症の症状が出やすいのが、スギ、ヒノキ科。

ほかには、ハンノキなどのカバノキ科、カモガヤなどのイネ科、ブタクサ、ヨモギなどのキク科などが知られています。

私たちの身体はすごく繊細にできていて、異物・花粉（抗原＝アレルゲン）が身体に入ると、マクロファージと呼ばれる細胞が「抗原」の侵入を感知し、体内で「抗体（IgE抗体）」を作って異物を体外へ追い出そう・侵入を防ごう、とするための反応を起こします。
この働きの過剰な反応がアレルギーです。
花粉が原因となって現れる症状を花粉症と呼び、花粉症の症状は、くしゃみ・鼻みず・鼻づまり・目のカユミです。

なぜ、花粉で敏感肌になるの？

肌には外から異物が侵入するのを防ぐ「バリア機能」が備わっていて、このバリア機能の大事な働きをしているのが、表皮のもっとも外側の角層。

角層は、うるおいを含んだ角層細胞と、角層細胞同士をつないでいるセラミドがすきまのない構造を作っています。

さらに、角層表面を皮脂の膜が覆うことで、肌の内側から水分が蒸散するのを防いでいます。

この状態が保たれた肌は、花粉はもちろん、PM2.5や細菌・ウイルスもブロックすることができます。

それが空気が乾燥する季節になると、角層からうるおいが失われて細胞と細胞の間にすきまが生じ、バリア機能が低下。花粉が肌に侵入しやすくなり、免疫システムがそれらを追い出そうと反応してしまうのです。

花粉が原因のかゆみは、バリア機能が低下し、花粉に接触しやすい顔や首に出やすくて、軽いかぶれや赤み・ぶつぶつ、チリチリとしたくすぐったいような症状。

特に、皮膚が薄くて乾燥しやすい目の周りなどは、症状が強く現れやすくなります。

花粉が原因のかゆみの対処法

①花粉と肌が接触することを避ける

花粉のかゆみを防ぐには、花粉と肌との接触をできるだけ減らすことが大切。外出するときは、帽子やマスク、メガネなどがおすすめ。帰宅したら、衣類や髪についた花粉をよく払い落としてから室内に入る。この時期は洗濯物もできるだけ部屋干しがいいですよ。

②肌のうるおい・バリア機能を維持するスキンケア

角層のうるおいバリア機能を保つスキンケアも欠かせません！洗顔や入浴で肌に付いている花粉やホコリを洗い流してから、できるだけ早く化粧水やクリームで保湿ケアを！！ゴシゴシ洗いや、熱いお湯でのすすぎは角層からうるおいを奪ってバリア機能を低下させるもとですので、気をつけましょう！！！

③かゆくても肌をかかない

かゆみがあると、ついかきむしりたくなりますよね。でも、かけばかくほど角層を傷つけてしまい、バリア機能が低下して悪循環に陥ってしまいます。かゆみなどを抑える塗り薬などを活用し、肌をかくのは控えましょう。

そして皆さんと同じように花粉が原因で肌トラブルに悩まされている私がご紹介したいのが

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トロトロのとろみがあるテクスチャーなのでお肌にも乗せやすいんですよ。

ゴシゴシするクレンジングは花粉を肌にねじ込んでいくようなものなので、敏感肌になっている人は絶対にやめてください！！